「何を見せたいか」「どう動いてほしいか」を分けると、映像のイメージを言葉にしやすくなります。このページは、紙の舟を動かす例でプロンプトの基本を学ぶ教材です。紹介動画の仕上がりを見たい方は、店舗・商品のPR動画の作品一覧をご覧ください。

夕暮れの駅の水たまりに浮かぶ紙の舟のAI生成画像
この1枚に「紙の舟がゆっくり進む」と動きを足してみましょう。

プロンプトは、短い「演出メモ」。

プロンプトとは、AIに「こんな映像にしてほしい」と伝える文章のこと。はじめから長い英文を書く必要はありません。まず日本語で、誰がどう動くのかを決めましょう。

最初の型:主役 + 動き + カメラ + 雰囲気

例:紙の舟が、ゆっくり進む。カメラは固定。夕暮れのやわらかな光。

4つに分けると、書きやすい。

伝えること自分への質問今回の例
主役何を見せたい?小さな白い紙の舟
動き何をしている?水たまりをゆっくり進む
カメラどこから見ている?動かさず、固定する
雰囲気どんな気持ちにしたい?雨上がり、静かな夕暮れ

参考画像があるときは、画像に写っていることを長く説明するより、「そこから何が動くか」を中心に書いてみてください。「昼の画像なのに夜のまま」など、画像と矛盾する指示がないかも見直します。

そのまま使える、紙の舟の例文。

このページの画像を開始フレームに設定し、下のプロンプトを使います。画像の準備やFlowの操作は、ねこの入門教材と同じです。

COPY & TRY / 紙の舟を動かす
Use the supplied image as the starting frame. A small white paper boat drifts slowly across the puddle. Gentle ripples spread around the boat. Preserve the quiet train station, golden evening light, and the existing visual style. Keep the camera still. No new characters, no cuts, no text.

意味:添付画像から始め、白い紙の舟が水たまりをゆっくり進む。小さな波紋が広がる。駅や夕暮れの光を保ち、カメラは動かさない。新しい人物や文字を加えない。

変えるのは、一度にひとつ。

最初の動画ができたら、動きの部分だけを変えてみましょう。比較すると「どの言葉が映像を変えたのか」がわかりやすくなります。

演出の狙い動きの部分をこう変える
静かな余韻The paper boat rocks gently in place.
紙の舟がその場でやさしく揺れる。
小さな旅立ちThe paper boat slowly drifts away from the camera.
紙の舟がカメラからゆっくり遠ざかる。
水面を楽しむThe paper boat stays still as small ripples spread around it.
舟は止まったまま、周囲に小さな波紋が広がる。

うまくいかないときは、指示を減らす。

「舟が進み、鳥が飛び、電車が来て、カメラが回る」。一度にたくさんの変化を頼むと、どこを直せばよいかもわかりにくくなります。まずは舟の動きだけに戻しましょう。

  • 主役を1つにする。新しい人物や動物を増やさない。
  • 動きを小さくする。飛び跳ねるより、ゆっくり揺れる。
  • カメラを止める。主役の動きだけを見てみる。

この型は練習の出発点です。結果にはばらつきがあるので、1回で思いどおりにならなくても、変えた言葉と結果を見比べてみてください。

参考・素材について

画像と矛盾しない指示を書く考え方は、Google Flow公式ヘルプのヒントも参考にしています(2026年9月10日確認)。例文と4つの整理は、この教材の練習用に作成しました。掲載素材は本教材に沿った制作に利用できます。

CREATE & LEARN

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